初夏の夜の出来事

おひさしぶりです、kenjiです。

7月には行ってからTVなどでは節電をよく呼びかけています。

クーラーは28度設定にして扇風機を使いましょうとか、LED電球に変えましょうとか。

ボクもecoとsecoを考えてできる限りの節電を心がけています。

あまり関西圏では言われてませんが、大規模停電になったら怖いですもんね。

そんなある日、今思うとゾッとすることがありました。

 

それは、6月の週末のことでした。

ボクは久しぶりに旧友たちと食事をすることになりました。

久しぶりに顔を合わせるということで、積もり積もった話に花が咲きあっという間のひと時でした。

最近の仕事のこと、家族のこと、あれやこれや。

話題は尽きず、気がつけば時計は午前1時を回っていました。

次の日は休みとはいえ、もう帰ろうということになりました。

 

帰り道は車で約1時間の道のり。

車の中では買ったばかりのsuperflyのニューアルバムが軽快にながれていました。

これから起こることも知らずに・・・。

 

車は無事に自宅に着きました。

時計の針はもう2時を回っていました。

その日はいつもより少し蒸し暑い日でした。

もう遅かったのでそのまま寝てしまおうかとも思ったのですが、汗をかいて気持ち悪かったのでシャワーを浴びてから寝ることにしました。

「これで、朝まで気持ちよく眠れる。」

この時すでに午前2時30分。

草木も眠る丑三つ時。

辺りは真っ暗。

家の外は誰も通っていません。

家族はみんな深い眠りついています。

ボクは少しクーラーの聞いた部屋で、火照った体を冷ましながら布団に入りました。

「やだなぁ~、やだなぁ~、蒸し暑いなぁ~。」

と思いながらも、眠りにつきました。そして・・・。

 

ボクは何かを感じハッと目が覚めました。

暑い!

なぜこんなに暑い!

辺りは真っ暗。

一緒に寝ている家族は誰も起きない。

なぜだ?

ボクはいやな予感がした。

点けたはずのクーラーや扇風機もが止まっている。

リモコンをつけても反応が無い。

灯りも消えている。

辺りは静か過ぎるくらい静まり返っている。

ボクは、懐中電灯を探しブレーカーを見に行った。

すべて、正常。

その時!!

窓の外に得体の知れない光が横切った。

ボクは急いで光のほうに行き窓を開けた。

ピシャッ!

そこには・・・

怪しく光る非常用電灯を持ったお隣のご主人が。

 

ぼく 「どうしました?」

お隣さん 「停電ですねぇ」

ボク 「やっぱり。」

お隣さん「関電、電話しても繋がりませんわぁ~。」

ボク 「そうですかぁ。」

お隣さん 「暑すぎて、全然寝れなくて子どもも号泣です。」

ボク 「ボクも暑くて目が覚めました。」

 

で、辺りを見渡すとぞくぞくと暑さにやられた人たちが出てきました。

空もだんだん白くなっていき、夜が明けてきました。

しばらくすると関電の車が来て普及工事を始めて、約30分後には電灯が点き復旧しました。

 

その頃時計の針は5時を回っていました。

ボクはやっと安心して眠りにつくことができました。

 

みなさん、大規模停電が起きるとこのようなことが起きますので、くれぐれも電気の使いすぎには注意しましょう!

 

で、ボクは何がゾッとしたかって?

それは・・・。

この状況で起きなかったボクの子ども達です

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